いままでの塗り方は、アニメ塗りをしていました。
アニメ塗りをして、必要なところだけをグラデーションしていくやり方です。
この塗り方でも、ぜんぜんOKだし、きれいに仕上がるので、ゲーム用のスチル制作にはもってこいだと思います。
去年まではずっとこの方法で塗っていました。
でも、今年になってから、クリスタの筆を使いたいと思い始めたのです。
僕はワコムのペンタブintuosを使っています。もちろん筆圧を感知する機能がついてます。
せっかくワコムのペンタブとクリスタを使っているのだから、筆を使ってイラストを描きたいじゃありませんか。
ということで、RPGツクールMVのマーシャを描きながら筆の練習した。
アニメ塗りの場合は、線画を仕上げて「塗りつぶし」ツールで色をつけていくのですが。
水彩なので線画にはせずに、鉛筆で描いた下絵のままで行くことにした。その方が圧倒的に楽だから。
下絵をスキャナで取り込んで、「レベル補正」で濃くして、「彩度を透明度に変換」して「レイヤーカラー」で濃い茶色に変えたのが、こんな感じです。
そこにクリスタの筆「透明水彩」で色を塗っていく。
水彩の筆は、他にもいろんな種類があるが、あまり使った事がないので、今回は「透明水彩」のみで塗っていきます。
パレットで色を選び、ペンタブで軽くなぞっていくと、さすが水彩、薄い色が塗れた。
この感覚、小中学生の図工の時間に描いた水彩の感じを思い出す。
とうぜん、筆圧を強めにすれば、濃くなる。
この直感的に塗ってく感じが楽しい!
勢い余って思ったより濃く塗ってしまっても、周りの薄いところと馴染ませればいい塩梅になる。
直感と、なんとなくの感じで、塗っていけるのが水彩のいいところ。
アニメ塗りよりも気を使わない感じ。
僕的にアニメ塗りは、色が濃くなる部分を塗る時かなりの集中力が必要で、けっこう疲れる。
だけど水彩は、直感的にササッと塗っていけるから気楽にお絵描きできる!
鉛筆の下書きに、水彩でパパッ色をつけて完成。
淡い感じのイラストになった。
かなりの短時間で仕上がった。
下書きと色つけの合計で1時間30分ぐらい。
ゲーム用のスチルを作る場合は、鉛筆の下書きを「Gペン」でなぞって線画にする作業がとにかくめんどくさく、集中力と時間を要してしまう。
その後も、アニメ塗りやグラデーション作業など結構労力を使う。
だけど、簡単な水彩のイラストなら、短時間で描けてしまうのですごく楽だ。
今回学んだ、水彩のメリット
・短時間で仕上がる。
・ちょっとしたイラストにも最適。
・直感的に塗れる。
なによりもお絵かきが楽しいと思えた事が一番良かったところだ。
※追記:マーシャの素材はこちらのページで配布しています。
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