フォトショップエレメンツの「Web用に保存」で減色できるけど・・
RPGツクールMZに入っている画像素材はデータサイズが小さい。
一つ一つのデータサイズが小さければゲーム全体を軽量化する事ができる。
僕も画像素材を作っているので、自分で作った素材を軽量化しようと思った。
今回は色数を減らして、データサイズを軽量化することにする。
素材は、僕が描いたRPGツクールMVのマーシャ。
(ファイル形式 PNG 856×864 352KB)
ここ1年ぐらいは絵を描く時はクリスタを使っているのですが、それ以前はフォトショップエレメンツを使っていました。
フォトショップエレメンツを使えば、簡単に減色できることを知っていたので、やってみました。
ちなみに僕が持っているのは「Photoshop Elements 2019」です。
フォトショップエレメンツで減色する方法は。
「ファイル」→「Web用に保存」から、GIFかPNG−8を選んで、カラーの数を選べばできます。
しかし、ここで問題が発生!
マーシャの影の部分は半透明になっているのですが、これが256色にした場合、半透明が保持されない。
こんな感じになってしまう。
うーん、これだと、ゲームで使えない・・
しかも、線の境目とかが、あんまりきれいになってない。
なぜこうなるかを調べた結果、画像にαチャンネルが付いていないと、不透明度が表現できないみたいです。
フォトショップエレメンツの「Web用に保存」では、αチャンネルを付けての256色にはできないみたいです。
しかし、エレメンツではなく、普通のPhotoshopなら、αチャンネル付きで256色にできるんです!
もともと、エレメンンツはPhotoshopの機能を限定したソフトという位置づけで、しかも買い切りでお求めやすい価格なので、僕はずっとエレメンツを使っていて今までは機能に不自由は感じていませんでした。
ですが、ここにきて、機能が足りないということになってしまった。
僕の中でPhotoshopってすごく高くて、プロが使うイメージがあったんですよね〜、しかも買い切りじゃなくて月額だし。
しかし、改めてPhotoshopの値段を調べたら、かなり安いプランがあったんですよ!
「フォトプラン」ってのがあって、月額980円でフォトショップの機能全部使えるってやつ、
これでええやん!もっと高いイメージがあったけど、月額980円ならいける。
Photoshopでアルファチャンネル付きPNG-8(256色)にする方法
ってことで「フォトプラン」でPhotoshopを導入しました!
そして、αチャンネル付きで256色にすることができました!
やり方は、「ファイル」→「書き出し」→「書き出し形式」で、
形式はPNGを選んで、ファイルサイズ小(8-bit)を選べばOKだ!
影の部分も不透明度を表現できている!
画面上ではデータサイズが338KB→90KBになっている。
こちらが256色になったマーシャ。
(856×864 93KB)
256色、全然いけますよね!フルカラーとほとんど変わらない。
「Photoshopを導入するのはちょっと〜、月額料金かかちゃうし〜、無料でできる方法はないんですか?」という方は、
「ぴぽや」ブログさんが、フリーソフトを紹介されているので、こちらを参考にしてみてください。
2色、4色、16色にもしてみる
さらに、色数を減らして、データサイズを小さくしてみます。
ちなみに、256色以下は、半透明の影をつけられなかったので、影をカットして減色しました。
16色のマーシャ。
(856×796 54KB)
16色も結構いける!逆に味があっていいかもしれない!
4色のマーシャ。
(856×796 35KB)
レトロな感じになった!
これはこれでいいかも!
2色のマーシャ。(黒と透明色のみ)
(856×796 18KB)
色が塗ってあるのを2色にすると塗りつぶされるので、線画を2色にしました。
FVサイズはこのような感じです。
今回減色して、データサイズを軽量化したマーシャの素材はこちらに置いてあるので、
素材として使う場合はこちらから、ダウンロードしてください。
マーシャはMVのキャラですが。
現在は最新作のRPGツクールMZが発売されています。
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