12月26日にRPGアツマールに、MVヒーローズ【第1章〜第3章】を公開しました
ゲームを公開する時は緊張しました。
普段はなかなか味わえない緊張感です。
なぜ公開のボタンを押すだけなのに緊張するのか考えてみました。
ゲーム制作は時間がかかるものです。
RPGを1本作ろうとすると、かなり時間がかかります。
企画を考えて、ストーリー考えて、シナリオ作って、イベントを作って、などなど、いろんなことをやって、時間と労力とエネルギーを消費してやっと1本のゲームができる。
できたゲームは血と汗と涙の結晶です。
そんなゲームを公開するわけだから緊張する。
と考えました。
たしかに、そうともいえますが。
だけどそれだけではない。
もっと決定的なことは、公開すると次元が変わるからです。
そして次元が変わった世界は予測ができないから、緊張する。
という考えにいたりました。
ゲームを公開する前は、完全に自分の中での出来事にすぎません。
制作中であれば、今後はこのような予定でちょとづつゲームができるはずだと予測ができるし。
ゲームが完成しても、公開しなければ、自分以外の誰もそのゲームを知らないままになるという未来が予測できます。
しかしいったんゲームを公開すると、どれだけプレイされて、どんな評価やコメントをもらうことになるのか予測がつきません。
僕が作ったゲームは圧倒的に面白いから100万プレイ行くはずだ!
と予測をしても、実際は全然プレイ数が伸びなかったりする。
MVヒーローズもそんなにプレイ数が伸びてない・・・
ゲームを公開するということは、自分の内なる世界から解き放ち、外の世界に送り出すということです。
いままで自分の内だけにあったものが、外の世界に飛び出すというこはまさに次元が変わることだと思います。
そして外の世界に飛び出したものは、自分の予測通りにはいかない。
公開してみなければ、どうなるかわからない。
わからないと不安になる、その不安が緊張の原因である。
と考えました。
たぶん、わかりきった事は、そんなに緊張しないんだと思います。
明日朝起きて、ご飯を食べて、テレビ見て、風呂に入って寝る。
というわかりきった日常は緊張することは何もない。
でも、明日好きな女の子に告白する、としたら緊張します。
なぜかというと結果が予測できないから。
自分の内なる世界では、OKをもらえて、付き合えるはずだと思い込んでいても。
いざ告白したら「キモいんで無理」と言われて撃沈してしまうかもしれません。
これは告白してみなければわからない。
告白するということは自分の気持ちを女の子に公開するということです。
自分の気持ちを非公開にしているうちは、これから先も何も起こらないと予測ができますが。
女の子に「好きだ」と公開すると、どうなるかはわからない。まじで。
だから緊張する。
やはり公開するということは、自分の内なる世界から外の世界へと次元が変わることであり、その結果は予測できない。
それが緊張の原因だと思います。
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