前回の第6話の記事はこちらです。

今週のイラストはクロコダイン
今週イラストは、クロコダインを描きました。
まだ無傷だった頃のクロコダインです。
鎧とか、真空の斧とか、ワニ顔とか、ワニ肌とか、描く要素がいっぱいあるでの、クロコダインのイラストは大変ですね。
7話のあらすじ、マァムがパーティに加わった
ダイの大冒険7話を見ました。
今週は、前半クロコダインとの戦いがあったが、なんとなくつなぎ的な印象の回でした。
だけど実は、クロコダインにとって、ものすごい変化が起きた回でもあったのです。
その理由は後で書きます。
この回を振り返っていきます。
先週からの続きでクロコダインと戦うダイたち。
マァムのキアリク魔弾銃によって麻痺が回復したダイ。
ポップのヒャダルコ入り魔弾銃で、クロコダインご自慢の真空の斧が凍らされてしまい。
ダイの一撃によって片目をやられてしまうクロコダイン!
クロコダインは一旦その場を撤退する。
その後、デルムリン島に、妖魔士団、軍団長のザボエラが初登場。ブラスじいちゃんと対峙する。
Vジャンプでやっているアバン外伝(勇者アバンと獄炎の魔王)では、旧魔王軍の幹部的な描かれ方をしていたブラスじいちゃんと、ザボエラとの「新旧魔法系モンスター頂上対決」が行われたのかどうかは、さだかではない。
たぶんブラスじいちゃんはザボエラには勝てなかったのだろう。
マァムは、かつて勇者アバンパーティの一員であった、戦士ロカと僧侶レイラの娘であった。
そしてアバンの指導もうけたことがあり、魔弾銃もアバンからもらったものであった。
その後、ダイはメラを出す事ができるようになり、マァムはアバンが死んだことをこっそり聞いてしまう。
そして番組の最後にはマァムが仲間に加わった。
クロコダインに起きたパラダイムシフト
この回で、僕が一番重要だと思ったシーンは、
クロコダインがダイの強烈な一撃により、片目をやられてしまった瞬間です。
この瞬間こそが、クロコダインにとってパラダイムシフトが起きた瞬間だと思います。
まずパラダイムシフトとは。
パラダイムシフト(英: paradigm shift)とは、その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することをいう。パラダイムチェンジともいう。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
あまり一個人について使われる言葉ではないようですが、あえて使っていきます。
パラダイムシフトとは、何かをきっかけとして、これまでの価値観が崩れて、新しい価値観にガラッと変わる事だと認識しています。
ダイに、片目をやられた後、クロコダインはこう言っていました。
「オレの顔に・・・いや!オレの誇りに傷をつけてくれたな!!」
この場で言っていたクロコダインの誇りとは何だったのか?
そのあたりは詳しく描写がなかったので推測するしかない。
ダイと戦う前、クロコダインは勇者を名乗る大人の戦士たちと星の数ほど戦ってきたと言っていた。
だがその勇者と名乗る戦士たちはクロコダインに深刻なダメージを負わせる者は誰もいなかったに違いない。
それだけクロコダインは強く、自慢の鋼の肉体に傷を負った事が無かった。それがクロコダインの誇りであった!
徳川四天王の一人、戦国武将「本多 忠勝」はその生涯で多くの合戦に参加したが、いずれの戦いでもかすり傷一つ負わなかったと伝えられている。
これと同じような感じで、戦いで傷を負わない事がクロコダインの強さの証明であり、同時に誇りであったに違いない!
しかし、今回自分の鋼の肉体にダメージを負わせる者が現れた、それがダイだった!
来週からクロコダインとの本格的な戦いになっていきますが。
その後のクロコダインの活躍は言うまでもない事ですよね。
クロコダインはその鋼の肉体をダイたちのために捧げていくことになるのです。
今回のクロコダインのパラダイムシフトをまとめると、
これまでのクロコダインは傷を負わない事が誇りであったが。
ダイの一撃によって、その後、
自分の信念を貫くためにダメージを負う事が誇りになった!
このように価値観がガラッと変わった、最初のきっかけとなったのがダイの一撃だったと思います。
来週も楽しみですね。
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