RPGツクールはシナリオそのものだった!?
こんにちはケイジェイです。
RPGツクールMZでゲームを作っています。
今回はシナリオのことについて書くのですが。
僕は正直言ってシナリオの書き方を知らないし、ストーリーとシナリオの違いも明確にはわからない。
ストーリーは、お話の内容がわかるもので。
シナリオは、セリフとか、より細かい設定。
というぐらいの認識しかないです。
なのでまずはシナリオについてネットで調べてみました。
シナリオ
(映画・劇の)場面変化の順序、せりふ・動作などを書いたもの。脚本。「―ライター」。
更に広く、物事の進行について(さまざまな可能性を考えに入れて)仕組んだ筋書き。
場面変化の順序、せりふ・動作などを書いたもの。って書いてありました。
これってツクールの事ですよね。
場面変化の順序は、マップ移動の事。
せりふは、せりふ。
動作は、十字キーでキャラを動かすことや、移動ルートの設定の事。
ということになるので。
RPGツクールでゲームを作ることは、シナリオを作っていることになるんじゃないですか。
RPGツクールのキャラは「アクター」という言葉を使っているし、映画っぽいですよね。
イベントコマンドは、アクターに何をさせていくのかを、こと細く設定していくコマンドなので、一つ一つの設定がシナリオと言えそうですね。
僕はべつにシナリオを書きたいんじゃなく、ゲームを作りたいだけなんですが。
RPGツクールをやることは、実質シナリオを作ることになるんだと思います。
RPGツクールをやればシナリオの書き方を身に付けられる
世の中には、シナリオライターになりたい人がいて、専門学校があって書き方の勉強をしている人がいる。
そういう人に、RPGツクールをオススメしたい!
なぜなら、RPGツクールをやることは、シナリオを書きたくなくても、書かざるを得ないからだ。
シナリオはネットで調べた通り「場面変化の順序、せりふ・動作などを書いたもの」だし、RPGツクールはまさにそれを、一個一個作っていくこと。
シナリオを書きたいわけじゃなく、ゲームを作りたいだけなんだけど、ツクールのエディタ画面を目の前にして、何もしなけば、キャラは何もしない。
しかたがないので、セリフを入力したり、敵キャラを作って戦わせたりする。
結局これがシナリオということになる。
このようにRPGツクールをやれば、シナリオを書かざるを得ない状況になる、人は追い込まれないと本気にならないので、シナリオの勉強をするなら、RPGツクールをやって強制的にシナリオを作るのがいいかもしれない。
映画の役者さんと違って、RPGツクールのキャラはアドリブが効かないので、こと細かく設定していかないとぜんぜん言うことを聞いてくれない。
イベントでキャラを動かしてセリフを言わせる時も、上に一歩、右に一歩、ここでびっくりマーク出す、ここでセリフを言わせる、今度はこっちのキャラがセリフ言う、ここでMEを鳴らす。
みたいに一個ずつやっていかないと、思った通りに動かない。
ほんとに細かいシナリオが必要になってくる。
これは実践的にシナリオを勉強しているようなもんだと思います。
RPGツクールで2時間のRPGを作ることは、映画一本分のシナリオ書いたのと同じぐらいだと思うんですよね。
これが映画だと、役者を手配して、カメラで撮影して、編集してBGMつけてと、大変だと思うけど。
RPGツクールなら、PC一台あれば、全部できちゃう。
2時間ドラマも作れちゃう。
ファンタジー物も、SF物も、現代物も、時代劇も、素材があるからなんでもできちゃう。
それに最近は、テレビのバラエティー番組などを見ていても、放送作家がどんな感じで番組を作ろうとしているのか、ちょっと分かる気がするんですよね。
筋書きの進め方とか、画の入れ方とか、テロップの入れ方とか、効果音の入れ方とか、ネタの入れ方とか。
けっこうRPGツクールに応用できる部分もあるし、RPGツクールをやっているから、番組をどんなふうに構成していくのかなんとなく分かる気がする。
RPGツクールはセリフの勉強になる
RPGツクールをやっていて、いちばん苦戦するのが、セリフですね。
どの場所でどんなセリフを言わせればいいのかいつも考えている。
セリフは、シナリオの中でも一番重要な部分だと思う。
例えばストーリーでは「勇者は魔王までたどり着き、激闘の末、魔王を倒す」というのがあった場合。
シナリオでは魔王までたどり着いた勇者は、その時に一体どんなリアクションをして何を言えばいいのか。すごく悩む。
さんざん悩んだ末、結局平凡なセリフしか思い浮かばなかったりするが。
このようにRPGツクールをやっていると、ひたすら場面を想像して、ひたすらセリフを考えていることがすごく多い。(それ以外もいっぱいあるけど)
これをずっとやっていると、セリフ力が上がると思います。
さらに勇者と魔王以外にも、戦士、僧侶、魔法使いもいるし、
町娘や、子供や、じいちゃんばあちゃん、など様々なキャラを登場させれば、それぞれ性格も違うので、セリフも言い回しもキャラごとに考えなきゃいけない。
人間は考えて実践したことしか身につきませんから、RPGツクールでひたすらセリフを考えていればセリフ作りも上達するはずです。
僕のセリフ作りはまだまだですが、でも最初に作ったゲームに比べて、最近はスムーズにセリフが出てくるようになってきました。それでも苦戦しまくりですが。
あと、RPGツクールはすぐにテストプレイができるので、実際にキャラがセリフを言っているシーンをその場で確認して、へんな感じのセリフをすぐ修正できます。
映画のシナリオだと、テスト撮影して確認するとか、たぶんできないと思うし。
そんな感じで、セリフ力を鍛えるにもRPGツクールはおすすめです!
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