最終的に人類はRPGツクールで物語を作らざるを得なくなる。

われわれ人間と他の動物との最大の違いは、言葉を持っているかいないかだ。

人間だけが言葉でコミュニケーションを行なっている。

言葉を使うという事は話を作るという事だ。

今日、こういう事があったのよ。と誰かに伝えるときに、人間は言葉を組み合わせて話を作る。
話が伝わるってのは、ありのままのリアルではなく、言葉によるイメージを受け取っている事になる。
それが事実か作り話かは、受け取る人次第になる。

このように我々が認識している世界の大部分は言葉というフィルター越しの世界という事になる。

言葉によって生み出された物語の中を我々は長い間生きているという事だ。

人間は言葉を使う事で、物語を作らざるを得ないのだ。

だから神話の時代から物語がごまんとある。

そして現代はRPGツクールがある。
これはもう、覇王翔吼拳を使わざるを得ない。
間違えた、
RPGを作らざるを得ない。
ということだ。

人間は言葉を持ったがゆえに、RPGツクールで物語を作らざるを得なくなってしまったのだ。

だから僕は「伝説の剣と女騎士」や「リオと魔法の本」を作らざるを得なかったのだ。
さらにリオちゃんの絵を描かざるを得なかったのだ。

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