2019年はフリーゲーム界に足を突っ込んだ年だった。
RPGアツマールというサイトを見つけたことが始まりで、そこに投稿されているゲームはダウンロードせずに、ブラウザでプレイできることに衝撃を受けた。
スマホさえあれば、すぐその場でゲームができてしまう。
なんてこった、もうファミコンの本体もカセットもいらずにゲームができる時代になったのか。
ほどなくして、RPGアツマールに投稿されているゲームはRPGツクールMVで作られているゲームであることがわかった。
そしてこう思った、僕もゲームを作ってみたいと!
いてもたってもいられず、RPGツクールMVの豪華セットであるバンドル板を購入した!
もちろん定価で!
しかし、すぐにセールが始まり、定価の半額以下で販売されていて、僕はショックを受けた。
そんな感じで僕のゲーム制作が始まった。
まずはリサーチだ!
RPGアツマールにどんなゲームが投稿されているのかざっと見渡してみた。
プレイする側ではわからなかったが、制作する側になってわかったことがあった。
それはRPGアツマールに投稿されているゲームはめちゃくちゃレベルが高いということ!
初心者の僕がゲームを作って投稿しても、だれも見向きしないゲームになる事は予想がついた。
どうせ投稿するなら、多くの人にプレイしてもらいたい。
しかし、手の込んだゲームは作れない。
どうする?
そうだ!
エロで行こう!
僕はイラストや漫画が好きで、若かりし頃に下手ながらよく描いていた。
だからイラストには多少の自信があった。
RPGアツマールには、若干エロい感じのゲームが投稿されている。
この路線でいけば、うけるかもしれない。
やっぱり目を引くのはエロい絵だろ!
という事で完成した第1作目が、
こちらです。
「伝説の剣と女騎士」
記念すべき処女作の主人公は、
女騎士のキャロライン!
我ながらいいキャラができたと思う。
このゲームは、完全にキャロラインのキャラに頼りきったゲームだ。
最大の売りは、必殺技を使った時のカットイン演出。
僕のお気に入りは「振り返り斬り」毎回プリプリのお尻が迫ってくる!
いい演出でしょ!
ストーリーは王道パターンで、魔王軍を倒して世界を平和にするというもの。
だが、それだけはつまらないので、魔王軍の四天王それぞれに個性をつけた。
これにより一気に物語が面白くなった!
このゲームは短編RPGで、プレイ時間は約2時間。
短編の場合は、シリアスオンリーよりは、おもしろ要素も必要だと考えている。
このゲームは魔王軍のみならず、味方キャラにも、おもしろ要素を盛り込んだ。
マップは、シンプルで見やすくなるように工夫した。
工夫したというより、マップはどうやって作ればいいのかわからなかったので、とりあえず必要最小限でパパッと作ってしまおうと思い、このような感じになった。
初心者丸出しといえば、そうかもしれないが、これはこれで逆によかった。
コンパクトでシンプルなマップです!と言えばいいんだ!
マップはコンパクトでシンプル、冒険者を迷わす事はない。
セクシーなキャロラインと、おもしろ要素てんこ盛りのストーリーを楽しむことができる。作品に仕上がった!
次に作ったのが、こちらのゲーム
「谷間探偵のぷるるん事件簿」
まさかのノベルゲーム!
プレイ時間は約5分、
ストーリーは一つだけでエンディングも一つだけ、ちょっとしたミステリーと女の子キャラが楽しめる作品に仕上がった。
なぜこれを作ったのか?
それは女の子キャラを練習するために描いた絵があったからだ。
魔法使いの女の子
賢者の女の子
女教師風の女の子
これら3人を描いたので、
せっかくだから、ゲームに登場させようという事でこのゲームを作った。
RPGツクールMVでノベルゲームを作るのは簡単だ。
キャラクターの絵を表示させて。
セリフを入れれば簡単にできてしまう。
あとは面白いストーリーを作れるかどうかがゲームの行方を左右する。
このゲームはネタゲーとして作ったが、本格的なミステリーにして、マルチエンディングにすれば、もっと面白くなるだろう。
次に作ったのがこちら
「あぶない谷間でか」
シューティングゲーム!!
キャラを使いまわしました。すいません。
これは、ふりーむの「全日本草ゲー選手権」ってのがあって、面白そうだから作ってみようと思って。作りました。
単純に銃をバンバン打って、マトに当たると点数が入るってだけのゲームなんだけど。
暇つぶしにちょうど良いと思う!
このゲームはもっと拡張することができる。
点数が高くなると、キャラのグラフィックが変わったり(もちろん水着になるなどのセクシー要素)や、APIを使ってランキングボードを搭載するともっと面白くなる。
今後バージョンアップをするかもしれないし、しないかもしれない。
そして2019年最後に作ったのが
こちらのゲーム
【王道RPG】リオと魔法の本
このゲームを作り上げる事ができて本当に良かったと思う。
完成して、かなりやり切った感はあった。
最初にリオや、おっちゃん達のキャラを考えついたときに、ストーリーの根幹も思い浮かんだ。
がんじゃいもんとアルバートのイベント、エンディングは最初に思いついていた。
問題はそれを表現できるかどうかだった。
絵を描いて、それをRPGツクールのピクチャ表示機能を駆使し、なんとか形にすることが出来た。
がんばればなんとかなるもんだ。
プレイ時間は4時間〜6時間ほどの中編RPG、まあまあのボリュームがある。
RPGは話が長くなると、中だるみして途中でゲームを放棄してしまうことがある。
製作者としては、最後までプレイして欲しいものです。
中だるみしないように、刺激的なイベントをストーリーの全般に配置した。
最後まで飽きずにプレイできるようにしたつもりだ。
このゲームを触った人がどのぐらい最後までプレイしたのかは、正直わからない。
だがフィードバックやツイッターで、最後までプレイした。との報告を多数いただいた。
まあまあ最後までプレイしてくれた率は高いと思っている。
本当にストーリーはいい感じでまとまったと思う。
ちょっと今は、これ以上のゲームは作れる気がしない。
2019年ありがとう
僕にとって2019年はRPGツクールMVデビュー年となり。
ゲーム作品も4つ作ることができて良い年でした。
2020年は、長編RPGにチャレンジしようと思っています。
今、頭の中でストーリーが少しずつ浮かんでいるところです。
それをまた、形にしていきます。
RPGツクールの本当に面白いところは、頭の中にある物語がゲームという形になるところですね。
2019年、僕のゲームをプレイしてくれた皆さん、ありがとうございました!
来年もよろしく!!
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