制作中ゲーム、冒頭部分のシナリオを考えました。
ストーリーのあらすじはこちらです。
物語の最初は魔王の城から始まる。
「MVヒーローズ」オープニングのシナリオ、セリフ
・(マップ)魔王の城1F
・(初期位置)魔王の城1F、入り口
ハロルド「よっしゃー!!お前ら!!ついに魔王の城にたどり着いたぞ!!
いいか!ここからはもう魔王を倒すまで引き返せねーぞ!!」
テレーゼ「ここまでくるのに、長い旅路であった。
我が剣にて魔王を倒し、かつての光り溢れる美しい世界にしてみせる!」
マーシャ「故郷のみんな!わたし、魔女の一族に生まれた事を誇りに思うわ、この旅で習得した究極魔法で魔王を倒してみせる!」
ルキウス「聖なる者よ、どうか我々に力を!かならずや魔王を倒し、再び愛に満ちた世界に戻してみせます!」
・魔王の城攻略
・魔王との会話
魔王「貴様が勇者ハロルドか!!我が魔王軍を退け、ここまで来たことは褒めてやる!!
だが、ここが貴様の死に場所だ!!」
ハロルド「魔王〇〇!!世界制服の計画もこれまでだ!!
貴様を倒し、俺たちの手で平和な世界を取り戻す!!」
・魔王とのバトル
魔王と勇者について考えた
と、このような感じで、オープニング部分のシナリオを考えた。
今回作っているRPGは、いきなり魔王の城から始まる。
本編は魔王討伐後の、勇者たちの物語だから。
しかしセリフを考えるのが難しい。
RPG制作の中でも、セリフ作りはかなり大変な部分だ。
ぼんやりと、こんなストーリー面白そうだな〜と空想するだけなら結構楽しいが。
セリフを考える場合は、具体的な言葉を抽出していかなければならない。
キャラの性格、特性、バックボーンなどを考慮し、その場面において最もふさわしい言葉を紡ぎ出していかなければならない。
これが大変。
魔王の城にたどり着いたハロルドたちのセリフを考えたけど、これは、なんとなくそれらしいセリフになったからいいだろう。
問題は、魔王とハロルドの掛け合いだ。
なんかギャグっぽくなるんだよね。
一応いま作っているRPGはシリアスストーリーなんですけどね。
魔王と勇者って、もはやそれだけでネタゲーだろ?って思ってしまう。
アツマールとかでも、魔王と勇者が出てくるのは、ネタゲーばっかりな印象があるし。
なぜ、そうなるかを考えた。
答えは、魔王の威厳が全く無いから。
僕がこれまでやってきたRPGで、一番威厳があったのは。
やっぱりドラクエⅢの「大魔王ゾーマ」
ドラクエⅢは何度もやっているのですが。
初回プレイ時の事を思い出してみると、ゾーマの威厳と恐ろしさは半端なかった。
本当に手に汗を握って、心臓はバクバクだった。
それは、これまで苦労してプレイしてきたバックボーンがあるからだ。
アリアハンで仲間を集めてレベル1から始まり、カンダタ倒したり、砂漠のイシスに行ったり、パフパフしたり、転職したり、ヤマタノオロチ倒したり、商人に街を作らせたり、オーブ集めてラーミアに乗ったりしたあと、バラモス倒したと思ったら、それが表の世界で。
じつは裏の世界アレフガルドがあって、そっちに裏のボスいるやんってなって、それが大魔王ゾーマだった。
ゲームを攻略するのにあれこれ考えてプレイし、そこに感情やイメージを投影しながらプレイしていくと物語への思い入れが強くなる。
この物語というバックボーンを深めていった最後に登場するから魔王には魔王の威厳が備わる。
これを「物語のバックボーンなくして魔王なし」という。
ぽっと出の魔王では威厳が出ない。
だから軽んじられ、ギャグ要員にしかならない。
こう考えると、RPGツクールでガチの魔王を作り出すのはかなり大変だ。
プレイヤーが物語の中へどっぷりとはまるようなストーリーを作り、そのなかで感情を揺さぶり思い入れを深めていけるように演出を施し、その最後の最後に魔王を登場させることで、威厳があり本当に恐ろしい魔王になる。
それがなければどうしてもギャグテイストの魔王になってしまう。
今作っているRPGは、いきなり魔王の城から始まるので、どうしても物語のバックボーンがない、もう少し魔王の威厳も欲しいところだが、ストーリーの構成上仕方がない。
演出として、魔王の城にギミックとかを作って難しくしたり、強いモンスターを配置したりして、せめて魔王にたどり着くまで、少し苦戦するようにすれば、魔王にも威厳が出てくるかもしれない。
だけど、あまり難しくしすぎてしまうと、プレイヤーは途中でやめちゃうから、そこら辺のバランスが難しいな。
あと魔王の名前も考えないといけない。
例えば、魔王の名前を「クソマミレクサオ」とかにしたら、完全にギャグ要員になってしまうので注意が必要だ!
今回の進捗
・オープニングのシナリオを作った。
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