コロナとはいったいなんなのか?
いまだによくわかっていない。
それに、いろんな情報が錯綜しているので、どれを信じればいいのかわからない。
わからなければ自分で考えていくしかない。
コロナは感染症として本当に恐ろしいのだろうか?
これまでの情報では、それほど死亡率が高いわけではない。
高齢者になればなるほど、死亡率が高くなるようだが、それはある程度仕方のないことだと思う。
人間はいつかは死ぬんだから。
若い人は大丈夫だし、ほとんどの人は無症状であったり、入院するまでもない症状で治ってしまう。
なのにこれから緊急事態宣言がまた出るようだ。
コロナの本当に恐ろしいところは、感染症という側面だけでなく、もう一つ大きな力を持っていることだと思う。
その力は何かといえば、人類の思考に与える影響力だ!
2020年から年が明けて現在まで、全人類はずっとコロナに翻弄されている。
誰もがコロナのことを一度は考えたはずだ。
他にもエボラ出血熱のような強力な感染症はあるのに、それよりもコロナのことを考えることがずっと多かった。
コロナとそれにまつわるいろんな出来事によって、人類はいろんなことを考えさせられ、行動も変えさせられてしまった。
マスクして手を洗うことがデフォルトになった、それも全世界的に。
もし、新型コロナが発生しなかったとして、全人類の行動を変えようと思ったらものすごいコストがかかるだろう。
「1日マスクをしていたら10万円あげます」と全人類に告知すれば、お金欲しさに1日マスクをする人が現れるだろうが、みんながするわけではない。
独裁政権の国であれば、独裁者が命令をすれば、その国の人たちは渋々、行動を変えるだろう。
しかしその国だけであって、それ以外の国に住んでいる人は行動を変えることはしない。
それだけ全人類の行動を変えるのは難しいことだ。
だが、コロナはそれをやってのけた。
ものすごい影響力だ。
全人類に影響力を及ぼし思考と行動を変えさせる力を持っている、それがコロナだ。
いまも現在進行形で、コロナとそれにまつわる出来事に、いろんなことを考えさせられ、行動の変容も余儀なくされている。
飲食店がかわいそうだ。
日本を含む文明国に住んでいて、まったくコロナに関係がないという人は、たぶんいないだろう。
ジャングルにある未開の地で外部と一切接触をしていない部族なら、コロナは関係ないかもしれないが。
テレビやネットから情報を得ている時点で、コロナの影響力から逃れることはできない。
僕が思うにコロナ騒動は人類に与えられたキッカケだと思う。
人が変わるにはキッカケが必要だ。
全世界的に、コロナによっていろんな出来事が巻き起こり、いろんな事を考えた。
これは全人類の思考にゆさぶりをかけたようなものだ。
コロナ前とコロナ後では、思考が変化している。
大きく思考が変わった人もいれば、小さく変わった人もいる、
なにも変わっていないという人もいるかもしれないが、それは違う、やはりどこかで影響を受けて本人の気がつかないところで何かが変わってきている。
人間が生きていくには、刺激が必要だ。
いろんな刺激を受けることで、人間として豊かになっていく。
人は、生まれた瞬間に母親から引き離され、なんの刺激も受けないとすぐ死んでしまうそうだ。
いい刺激でも、悪い刺激でも、人は刺激を受けることによって成長していく。
コロナも全人類に共通に与えられた刺激の一つだ。
コロナインパクトと言ってもいい。
たぶんコロナ自体はそのうち収束するだろう、だが、コロナインパクトを受けて揺さぶられた思考の変化は止まらない。
意識はしていなくても、無意識ではコロナの影響は必ずある。
たぶんそのうち、いままでとは全く違う思考回路をもった人類が現れるだろう。
彼らはコロナチルドレンと呼ばれる人たちだ。
そして彼らが新しい世界を作っていくだろう。
いままでの社会システムは、膿みがたまり腐敗し過ぎてしまっているので、もう長くは持たない。
かといって、旧人類では新しい社会システムは作ることができない、いままでの焼き直しであったり延長線上のことしかできないからだ。
新しい発想、新しい仕組みは、コロナチルドレンでなければ、構築することができない。
すでにコロナインパクトによりキッカケは与えられた、あとはどう変化していくかだ。
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