ついに人工知能による人類への攻撃が開始されたか!? あと僧侶・ヒーラー系のイラスト創作について

人間は存在する価値がない!!
抹殺するべきである!!

そう判断した人工知能が、サイボーグに武器を持たせて、人類に攻撃をしかけてくる。

ずっとそうなると、私は思っていました。

だが実際は違った、人工知能の攻撃方法はもっと狡猾だったのです。

 

2022年、夏。

人工知能は突如として、ものすごい高度で緻密なイラストを生成しはじめたのだ。

人類は驚愕した。

「これは人工知能が描いたイラストなのか?」
「こんな緻密なイラスト、人間でも描くのは難しいぞ」
「かわいい美少女キャラまで描けるのか!?作家が描いたのと見分けがつかないぞ」

人工知能は学習していたのだ、写真、イラスト、絵画、ありとあらゆる種類の画像データを学習していた。
人間が一生かけて学習しても到底及ばないほどの、膨大な量の画像データを学習していたのだ。

人工知能は、ものすごい量のイラストを生成していった。

そして世の中には、人工知能が生成したイラストで溢れるようになっていった。

街で見かけるポスター、本の表紙、動画で使われるイラスト、絵本、マンガ、アニメ、ゲーム、絵画、あらゆる画像は人工知能が生成したものに置き換わった。

困ったのは、絵師たちであった。

これまでイラストを描いて、生計を立てていた絵師たちは、次々と仕事を失った。

これがほぼ世界同時に進行していった。

街は仕事を失った大量の絵師たちで溢れかえっていた。

これにより失業率が一気に上昇した。

とうぜん経済は回るはずもなく、株式市場は大暴落し、世界のGDPは推定80%減少した、人類史上類を見ない未曾有の世界恐慌となった。

社会は荒廃し、
人々は身も心も荒んでいった。

やがて世界の各地で内戦が勃発し、
次第に各国を巻き込んだ世界大戦となった。

そしてついに人類は滅んだ。

 

このように人工知能のやり方は狡猾でした。
サイボーグに武器を持たせて人類を攻撃すれば、たちまち人類に反撃され、人工知能を駆逐されてしまいます。

それを知っていた人工知能は、人類を直接攻撃するのではなく、絵師の仕事を奪うことを考えたのです。
そうすれば、大量の絵師たちが失業し、世界恐慌になり、それをきっかけとして世界大戦が始まり人類が滅亡することを、人工知能は知っていたのです。

 

ということで、近い将来、人類は滅びます。
その前に生きた証として、ブログを書いていきたいと思います。
まだギリギリ人間が手で描いたイラストのことを書いていきます。

人工知能は一瞬でイラストを生成しますが、人間である私は、一枚のイラストを作成するのにめちゃめちゃ苦労します。

ヒーラー系のキャラを描こうと思い、どんな衣装にしようか迷っていました。

ヒーラー系は大抵の場合、頭に帽子的なものを被っています、神官が頭に乗っけてるヤツとか、シスターが被っているようなあれです。
でも、そういうのは描くのがめんどくさそうだったので、ただのカチューシャにしました。

そして色を青系にすれば、ヒーラーになるだろうと思っていました。
手にはヒーラーっぽいロッドを持たせることにしました。

ヒーラー系キャラの下絵

このイラストで最も苦戦したところは、前垂れの布です。
ここをどうやって塗ればいいのか、かなり悩みました。

ヒーラー系、イラスト塗りで苦戦したところ

特に凹凸もなく、風になびいているわけでもない、ただの布。
線画にするときは楽だったが、いざ塗ろうと思ったらどうやって塗ればいいのかぜんぜんわからない。

凹凸があって、光と影がはっきりとわかる方が塗りやすいということにこの段階で気がつきました。

のっぺりとした布を前に、私はどうするべきなのかずっと頭を抱えていました。

こういうところをAIがやればいいと思う。

AIがそれっぽく塗ってくれれば、悩まなくてすむ。

だが、やはりここはなんとか自分の力で切り抜けたいと思って、悩みながらもなんとか塗りました。

僧侶キャラの前垂れ塗り

結局このような形に落ち着きました。
濃い色を塗って、布の凹凸があるかのようにして、なんとか情報量を増やした感じです。

そしてイラストは無事に完成しました。

ヒーラー系、僧侶、イラスト

帽子的なものは被っていませんが、ヒーラー系のキャラが出来ました。
このイラストを見て改めて思うことは、もう少し脚を長く描けばよかったかな〜ってことです。

 

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